taura今日は恒例の秋の遠足。
そう、三浦半島横断トレッキングだ。田浦駅から逗子駅まで目指す。メンバーは私、okinu、mackey。
体力低下中の私にはほどよい運動だ。って、体力低下で遭難したらどうしよう。
で、とりあえず、田浦駅で記録撮影。寒い…の図。北風ピューピュー。って、こんな日に限って北風が吹いている。でも大丈夫。午後になったら北風ってやむのよ。北風ヤンバルクイナ。何ですかそれは。
garagelaunch今回のテーマはいつもと違うルート。
ということで、昼食スポットである田浦梅林に行くルートもいつもと違う「ののじ橋」経由。
途中、車が岩の中に埋まっていたが大丈夫か。
で、無事に田浦梅林到着。昼食。でも、寒いぞ。

athleticathleticふと、横を見ると、リニューアル中のフィールド・アスレチック。何故か「スカイ・ロープ」だけが完成していた。さっそく試乗。
くはは。面白い。みんなで暫し遊ぶ。

observation platformobservation platform田浦梅林の展望台。
今日は曇空でちょいと景色が地味。

overpassflower横横道路横断。
野花が綺麗。

dangerous spotresting最初の難所。ここで何人ものハイカーが遭難している。横を見るとシャレコウベが転がっている。そんなシャレコウベをホールドに見立てて手をかけ、足をかけ登っていく。
そして最初の休憩ポイント。ここまでは通常通りのコース。

signpostscenery本来なら道標右方向の畠山〜仙元山コースをたどるのだが、本日は、道標左(田浦駅から見ると右ルート)の、二子山〜阿部倉山コースをたどる。
初めてのコースなので時間が読めない。はて、明るいうちに下山出来るのか!

pylonpylon新ルートに入るといきなり二つに道がわかれ、二子山は右に行くよう道標があるが、左は不明。
なので、こそこそと左に入ってみると、鉄塔があった。鉄塔があるだけだった。メンテナンスのための道だった。
鉄塔と言ったら三浦半島横断トレッキングのルールでは休憩せなあかん。とういことで、休憩。
おいおい、さっき休憩したばかりですよ。そんなペースで明るいうちに下山出来るわけ?下山したいわけ?下山したくないわけ?今日はお泊まりですか?ごはんにする?それともお風呂が先?

caterpillarcaterpillarそんな鉄塔を後にしようと歩き出すとokinuが○#▲$□◆※@●〜〜〜!!!とよく聞けばスワヒリ語にも聞こえそうな、でも意味不明な阿鼻叫喚ワールドに落ちた。
なんですか?と近づけば、おお!毛虫ワールド。we are the world ♪
見ればクワゴマダラヒトリの幼虫だ。このまま繭繭になって越冬するのだ。越冬隊だ。

cedar forestpylonさて、越冬隊と別れを告げ、未開の道をひた進む。
ひたひた。
すると、杉並木が綺麗。
さらにひたひたしていると、またも鉄塔。またも休憩。鉄塔好き。鉄塔フェチ。

cedar forestcannonさらに杉並木。にょきにょき。
しかし、ここで皆で疑問。そう、畠山コースはアップダウンが激しいのだが、こちらのコース、ひたすら平坦。どうやら尾根づたいになっているようで、歩き易いのだがどこか物足りない。
すると、「馬頭観音」と遭遇。
1820年建立。「牛馬安全」と描いてある。
馬と牛の交通安全を願うものだ。江戸時代、馬や牛でこの道を通って物資を運んだ安全祈願なんだろう。って、大変じゃん。
ちなみに、観音様の頭に馬が乗っかっているから馬頭観音。って、まんまじゃん。

fallen treefallen tree馬頭観音を過ぎると倒木が続く。
しかも、かーなーりーアートしている。倒木アートのアーケード。倒アー・アーケード。略して、東亜不動産にアンケートをとりました。何それ?略ですか?

old treeold tree東亜不動産のアーケードをくぐると、って、さっきと名称が違うじゃん、という議論はさておき、恐ろしく古(いにしえ)の過去の古い年老いた老木を発見。
これは、何か御利益があるに違いない!と触れてみれば…。
ビリビリビリビリ!!何千年という老木の記憶が体内に入り込んできたーーー!ゥオオオオオオーーーーーー!内容は!日に当たり、水を吸い、日に当たり、水を吸い…何千年…。ゥオオオオオオーーーーーー!何と簡単な何千年ーーー!

octopusfutagoyama老木から何千年の記憶を吸い取りと言っても「日に当たり、水を吸い」という記憶しかないのだが、とにかく、何千年の記憶を体から溢れさせながらひた進むと今度はタコの木を発見。酢ダコにしてみたい衝動に駆られたのは私だけ?
と、歩き続けると、ついに到着。二子山の「上の山」頂上。
でも、あるのはKDDの巨大アンテナとぽつりと見晴台。地味。

futagoyamafutagoyama頂上で記念撮影。
しーかーしー、風が強い。
予定では午後1時には無風になるはず。でも、何故かウインドしない時に限ってピープー吹き続ける。
まあ、人生ってそんなものでしょ。気にしないさ。気にしないもん。ドラえもん。

golgo13shitanoyama二子山の上の山から下の山に移動。
そう、二子山には上の山と下の山があるのだ。で、「→下の山」の道標に従い進む。
すると、途中傷だらけのローラ〜〜♪の木を発見。ムチで打ち続けられた人生。どんな、人生を送った木なのだろう。命名「ゴルゴ13」。
ところで、肝心の下の山の頂上が分からない。何か下っているばかりだ。ここで、okinuが一言。「あの、道標(下の山)って、「下山」という意味だったんじゃない?」みんな蒼白。そうだったの〜??
でも、そんなわけもなく、なんとか「下の山」の頂上着。でも、地味。かーなーりー地味。頂上制覇感なし。
だって、上の山からひたすら下りてきた先が、頂上ですよ。これでいいのですか?

stuckabekurayama次に隣の阿部倉山の頂上に向かう。
but!ここでもひたすら下る。下る。下る。しかも、途中、mackeyがタラップにはまる。
さて、阿部倉山、どこが頂上か分からない。しかも、道も地味。結局。iPhoneのGPSでこの辺りが頂上だろうということで終了。やっぱり地味。

koushintouojizou結局、そのまま阿部倉山から下山。本日の三浦半島横断トレッキング終了。
何か物足りない。達成感がない。ヤッター!感がない。フィニッシュ感がない。
畠山〜仙元山コースにあるような、アップダウンの苦しみの後、さらに最後の最後のトリに相応しい急斜面階段や、そのトリの後にある仙元山から望む相模湾越しの富士山と夕日の絶景感とかがない。
武道館で開催されるヴォーカル・ユニット・ライブで例えるなら、max、speedと続き、矢島美容室の次にトリで矢島酒店が出てくるようなものだ。
つまり、こういうことだ。再結成のmax、speedでつかみはOK!引き続き、矢島美容室が「ニホンノミカタ〜ネバダカラキマシタ〜」を熱唱して、次のトリを期待してみれば、登場したのは私の家から森戸神社に向かう途中にある矢島酒店の矢島さんご一家が、ご家族で「テントウ虫のサンバ」を熱唱するようなものだ。って、それはそれで武道館、盛り上がるがな。
というような夢想と幻視をしている間に下山。
気付くと山の麓に庚申塔(こうしんとう)がある。申は猿だから「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が掘られるのが庚申塔の王道だが、ここの庚申塔にも三猿が掘られている。故に王道の庚申塔だ。

ajitarouajitarou下山して、そのまま逗子に移動。
今日の第2のミッションはajitarou攻略だ。まずは17時に入店する。計画通り。
後からyokoちゃん、greenちゃんも参戦。入店する際「待ち合わせなんですけど」と問うと店の人がyokoちゃんには「5時から飲んでいる人達ですか」と聞かれ、後から来たgreenちゃんには「三脚たてて撮影している人達ですか」と聞かれる。
正確には「5時から入店して三脚立てて記念撮影してカラオケをアカペラで熱唱して盛り上がっているハイカー」だ。←実話。

ajitarouajitarouそしてtommyさんが参戦して、さらにミッションは爆発。
ついには、始め簾で隔てられていたお隣のおば様軍団ともいつしかインタラクティブして盛り盛りに盛り上がる。
もう訳分からない。右も左も上も下も分からない。クニュ〜〜〜〜〜。ベルギーのクリスマス菓子クニュ〜〜。だから何?
ところで、休みが合わなくて、今回参加出来なかったgreenちゃんが、私も行きたい!ということになり、急遽、冬の遠足企画が決定。
ということで、greenちゃんの都合で12月後半の土曜日に冬の遠足ツアー決定。メンバー募集。