roadshow
ボリュームとS1スイッチが調子悪かったマイ・ギターが帰ってきた。
で、問題だった私のS1スイッチの配線がいかなるものか明らかになった!
S1
これが、以前にも紹介した本来のS1スイッチの説明図。
ピックアップ・セレクターを動かすと本来、下記のようになる。
ブリッジ側から順に1から5とした場合、まずS1スイッチを押さない場合は下記の通り。

1 リアのみ
2 リアとセンターの並列
3 センターのみ
4 センターのフロントの並列
5 フロントのみ

これにS1スイッチを押すと下記の通り。

1 リアとセンターの直列(リアとセンターのハンバッキング)
2 リアにコンデンサーを通してセンターと直列
3 フロンとリアの直列にセンターを並列
4 フロントにコンデンサーを通してセンターと直列
5 フロントとセンターの直列(フロントとセンターのハンバッキング)

しかし、私のS1スイッチはこうなっていない。

ということで、ちゃんと配線を確認してもらって、どうなっているか正確に見て貰った。

image02
その結果、下記の通りだった。

S1スイッチを押した状態で下記の通り。

1 リアとフロントの並列
2 リアとセンターとフロントの並列
3から5は、押さない状態と同じ

実は、ピックアップを叩けばどこが鳴っているか分かるので以上の事は分かるんだけど、あらためて、配線もそうなっているのか確認してもらったわけだが、その通りのセレクター機能だった。

だが!さらなる事実がここに明らかになった!

私のS1スイッチは、押すと、どのセレクター位置でも強制的にフロントが鳴るコンセプトになっている。だから、通常の5つのセレクターに、本来ありえない「リアとフロント」と「全てのピックアップが鳴る」セレクトが出来る「おまけ」的なものだったのだけど、問題はこのフロントの配線で、常にS1スイッチを介して鳴るようになっているとのこと。

どういうことかというと、押しても押さなくても、常にS1スイッチ回路を通してフロントと繋がっている。簡単に言うと、わざわざ迂回している、というのだ。
やりようによっては、スイッチを押さない場合はダイレクトにフロントに繋がり、押した時だけS1スイッチ回路を通した配線も可能とのこと。

これに、どんな意味があるかというと、回路を通す、通さないとで若干音が変わる可能性があるとのことだ。
つまり、S1スイッチを押しても、押さなくてもセレクターの5の位置は、フロントだけが鳴るはずが、何故かS1スイッチを押す、押さないで音が変わってしまう可能性があるのだ。

おそらく、フェンダーの職人は(私のはカスタムなのでライン製品ではない)、もし、スイッチのON、OFFで音が変わったら「何故、違うのか」という問い合わせがくるのを恐れたのではないか、で、同じ音にすには、S1スイッチを介すしか手がなかったのではないか、というのが私たちの結論となった。

では、S1スイッチをOFFの時は、ダイレクトにフロントを鳴らすようにしようか、という話しとなったが、でも、フェンダーの職人の考えを尊重してここはこのままにしておきましょう、ということになった。

そんなこんなで、少なくとも私のS1スイッチの謎が解明されたのでスッキリした。