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私は缶コーヒーではないBOSSが好き。そして技クラフトシリーズが好き。
ということで以前から気になっていた、BOSSのChromatic Tuner WAZA CRAFTをゲット。
とにかくカッコ良い。
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ノーマルのTU-3との違いは、バッファードバイパス(注)に加え、BOSS初のトゥルーバイパス(注)が実装され、切り替えが可能なこと。
かつ、バッファードバイパスの音色も大きく改善された。

【注:トゥルーバイパスとバッファードバイパス】
トゥルーバイパスは、エフェクターの入力信号を、エフェクターがOFFのときに、そのまま出力させること。一見当たり前の話だけど、実際は回路を通るので、信号は衰退するし、多少のノイズも入る。
また、エフェクターをONにするとき「ブッ!」と音が出てしまう。
バッファードバイパスは、エフェクターOFFのときも、入出力信号を調整し、入りの信号と出の信号を電子的に調整し続けるもの。なので、入力信号が弱くても調整してくれるし、常に信号が流れているので、エフェクターをONにした際の音もしない。最大の弱点は常にONの状態と同じなので内部回路が脆弱だとエフェクター効果をOFFの時でもノイズが発生してしまう。また、本来の信号(音色)が異なってしまう。
本製品は、以上の全ての弱点をクリアした一品。トゥルーバイパスは極限まで信号入出力の差をゼロに近づけ、もちろんONにするときの音もしないしノイズもない。バッファードバイパスは、好みによるけど、高音がクリアになるけど(とされているけど超微妙)、電子的に調整された良好な信号を後ろに直結するエフェクターに供給する。
ちなみに、TU-3Wの後にファズをセッティングするとトゥルーバイパスとバッファードバイパスとでは大きく音が異なる、という記事もあったけど、微妙だった…。

で、ノーマルのTU-3と並べてみる。
LEDの色も赤から青に変更。
Thumb Screwのトップが金属製(シルバー)なのは、最新の完全日本製の証(以前のは「INSPECTED IN JAPAN」)。この完全日本製になった、という話しにノックアウトされた…。

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私の技クラフトシリーズの両雄。
Bruce DriverのThumb Screwも金属に交換してあげよう。ホームズに走れ!